宝くじは公営ギャンブルに含まれるものの、賭博というイメージは持たれていません。

宝くじは賭博ではない

 

一般的に「賭博」と呼ばれているものにはいくつかの種類があります。
中でも最も分かりやすいのは、最近話題になっているカジノではないでしょうか?

 

一方で、賭博であるかどうかがあまりはっきりとしないしないものもあります。
その内の一つが、今回取り上げる宝くじです。

 

宝くじは公営ギャンブル

スクラッチタイプの宝くじ

公営ギャンブルと言うと、おそらく皆さんが想像するのは競馬・競艇・競輪・オートレースの4つだと思います。

 

あるいは、公営ギャンブル=競馬と考えられている方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、実際には公営ギャンブルに含まれるのはこの4つだけではありません。
これらに加えて、宝くじスポーツ振興くじ(toto)も公営ギャンブルの範疇に含まれているのです。

 

一般的には、「くじ」と言うといわゆるギャンブルとは別のものとして認識されがちですが、宝くじとスポーツ振興くじは紛れもない「ギャンブル」です。

 

そして、ギャンブルという言葉は日本語に訳せば「賭博」ですから、競馬・競艇・競輪・オートレース・宝くじ・スポーツ振興くじ、これらは全て賭博であるということになります。

 

しかし、これらは既に述べたように「公営ギャンブル」という形になっています。

 

これはどういうことかと言うと、本来であれば刑法185・186条によって禁止されている賭博行為を、競技毎に個別の特別法を設けることにより合法化しているということを意味しています。

 

つまり、宝くじを含めた公営ギャンブルは国によって例外的に認められた「賭博」であると言うことができます。

 

ただ、これは裏を返せば公営ギャンブルと呼ばれているものは全て法的には賭博でなくても実質的には賭博であるということになります。

 

ですから、今回取り上げている宝くじに関しても、法的には賭博罪に当たらない合法のものであっても、実質的には賭博以外の何物でもないということになります。

 

宝くじのイメージ

宝くじ売場

おそらく、この記事をお読みの皆さんもお気付きのことだと思いますが、一般的に宝くじには「賭博」というイメージはありません。

 

既に述べたように宝くじは実質的には紛れもなく賭博なのですが、一般的にはあくまでも「くじ」であると認識されているのです。

 

そのため、「宝くじを買っている」と言っても、周りの人に悪い印象を持たれることはまずありません。

 

しかし、これが競馬であればどうでしょうか?

 

おそらく、ほぼ間違いなく
「ギャンブルにお金をつぎ込んでいる」
「お金にだらしない」
「無駄遣いをしている」
という印象を持たれることになります。

 

同じ公営ギャンブル(つまりは同じ賭博)なのに、宝くじと競馬では他人に与える印象が全く違うのです。

 

宝くじの還元率

 

日本の公営ギャンブルの還元率は基本的に74~75%に設定されています。

 

しかし、宝くじとスポーツ振興くじに関しては例外で、どちらも50%を切っています。

 

具体的には、宝くじで45.7%スポーツ振興くじで49.6%となっています。

 

50%以下ということはつまり、1000円分のくじを買った時点で500円分を捨てているのと同じだということです。

 

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